CRETSとは

基盤科学領域創成研究教育プログラムとは?

  • 分野を問わず私たちが行っている「可視化する」「描画する」「デザインする」ことについて新しい方法論、哲学を探究します。
  • 学融合的なカリキュラムで視野の広い人材を育てます。
  • 所属専攻で提供される主プログラムに対し、短期集中型(夏休み、冬休み)の副プログラム教育を提供します。
    カリキュラムはこちらへ→カリキュラム
  • 東京大学の大学院生であれば、所属や学年を問わずだれでもプログラム履修申請ができます。修了者にはプログラム修了書を発行します。

本プログラムが目指すもの

  • 新領域創成科学研究科が発足して以来、基盤科学研究系の各専攻(物質系専攻先端エネルギー工学専攻複雑理工学専攻)では、物質科学、エネルギー科学、生命科学及び情報科学分野における研究・教育が学融合を目指し進められてきました。
  • これら科学分野の高度化・複雑化にともなって、問題解決のための実験的手法や理論的手法にも新しい展開が求められています。そのためには、これまで各分野で培われてきた計測手法や解析手法を統合かつ発展させた新しい視点でのアプローチを行うこと、また、そのための教育体制を強化することが不可欠です。
  • このような背景から、私たち基盤科学研究系では『基盤科学領域創成研究教育プログラム』を発足させました。本プログラムは、物質科学、エネルギー科学、生命科学各分野での計測、解析、シミュレーション・描画等の手法を先鋭化します。そして、それらを融合した新しい方法論を構築し、従来の研究手法では到達できない「革新的な科学技術認識」を実現することを目的としています。
  • また、その目的に適応できる視野の広い人材の育成・教育を行います。これらの研究、人材育成・教育を通して、学融合に基づく新しい学術分野の創成を目指します。

プログラムを構成する3分野

CRETS_program本プログラムは、「多次元画像科学」「情報認知機構」「融合デザイン」の3分野で構成されています。


CRETS_gazou「多次元画像科学」分野では、各種先端光源と、空間・時間情報検出のためのイメージング技術、新規計測手法の開発、および空間・時間情報抽出処理技術に関する学術研究と人材育成を行います。
佐々木 裕次教授


CRETS_ninchi「情報認知機構」分野では、・データ次元圧縮や特徴抽出技術、・情報を認知し概念化する機構の科学的解明、・認知しやすい情報可視化技術、の三分野を融合した学術研究と人材育成を行います。
岡田 真人教授


CRETS_design「融合デザイン」分野では、マルチスケール、マルチフィジックス大規模シミュレーションの先鋭化と、実験系と融合し問題解決への過程をデザインしていく方法論に関する学術研究と人材育成を行います。
鈴木 宏二郎教授

ページ上部へ戻る